レジメンの切り替えおよび簡素化の管理 MANAGING REGIMEN SWITCH &
SIMPLIFICATION
目次
- 目標
- ウイルス学的失敗の患者の特定
- 治療歴のある患者に対する治療目標は、HIV-RNA量の最大限の抑制の維持
- ウイルス学的失敗(VF)の定義
- 抗HIV治療が失敗する原因
- ウイルス学的失敗が認められた患者に対するARVレジメンの構築
- 耐性検査結果とART治療歴に基づく新たなレジメンの選択の必要性
- VFが疑われる患者には速やかに耐性検査を実施
- 広範な耐性を示す患者に対するレジメンの選択は耐性プロファイルに依存
- 高度耐性ウイルス感染患者のレジメンを簡素化する新薬の使用
- 一次治療でVFとなった患者に対する新たなレジメンの選択は一次治療レジメン次第
- NNRTI+NRTI 2剤に失敗後の切り替えRTVを併用するPI vs DTG
- DAWNING試験
- INSTI耐性が認められる患者に対する治療選択肢
- 抗HIV薬による治療歴の多い患者に対する治療選択肢
- TMB-301試験
- BRIGHTE試験
- 治療の簡素化または切り替えを希望する患者の管理
- ウイルス学的抑制が得られている患者に対する治療の切り替えまたは簡素化の理由
- ウイルス学的抑制が得られている患者に対する切り替え戦略に関する原則
- 耐性歴のないウイルス学的抑制が得られている患者に対する切り替えの選択肢に関する研究
- ウイルス学的抑制が得られている患者におけるテノホビルアラフェナミドフマル酸塩(TAF)への切り替えに関する試験の要約
- EMERALD試験
- DRIVE-SHIFT試験
- 380-1878試験
- NEAT022試験
- 2剤レジメンの選択肢
- ART治療歴のある患者コホートにおける2剤および3剤レジメンのウイルス学的アウトカムは類似
- SWORD-1および2試験
- TANGO試験
- 長時間作用型抗HIV薬の研究
- FLAIR試験
- ATLAS試験
- ATLASおよびFLAIR試験
- ATLAS-2M試験
- まとめ
- 参考文献
目標
当プログラムでは、以下のテーマを目標に進行する:
- •ウイルス学的失敗が起きていないかを判定するためのウイルス量の検査結果を評価する。
- •薬剤耐性検査結果の正しい使用と応用について理解する。
- •一次治療でウイルス学的失敗が認められた、または多剤耐性HIV感染患者に対して、抗レトロウイルス療法(ART)レジメンを構築する際に、ベストプラクティスを適用する。
- •ウイルス学的抑制が得られ、ARTの変更または簡素化を必要とするかを希望する患者の臨床管理について説明する。