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2023年10月23日

アムステルダムのHIV診療所の7名中1名にPTSDの症状がある
One in seven people at Amsterdam HIV clinic have symptoms of PTSD

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Kevin Moody presenting at EACS 2023. Photo by Roger Pebody.

アムステルダムにおいてHIVが十分に制御されている人のうちかなりの人数が、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を報告している、とUniversity of AmsterdamのKevin Moody氏はEACS2023で発表した。

PTSDは、衝撃的な出来事を経験し、その衝撃を適切に処理できないときに起こる。そのようになる可能性があるのは、重篤な怪我、病気、事故、虐待、性的暴行を受けること、複数回の死別、スティグマや偏見によって拒絶されること、戦争、政治的暴力、強制移動などである。

PTSDは、フラッシュバック、悪夢、強い恐怖感、神経過敏、その出来事を想起させるものを避けるなどの症状を引き起こす可能性がある。

Amsterdam Medical Centerに通院している人たちに、PTSDのスクリーニング・ツールに記入してもらった。回答者474名は主に男性で(85%)、オランダまたは他の高所得国で生まれ(79%)、ウイルス量は検出不能であった(99%)。

62名の回答者(13%)がPTSDの症状の基準を満たした。これは、一般人口におけるPTSDの罹患率(全世界の調査では、衝撃的な出来事を経験した人の4%)を上回っており、がん患者(15%)、慢性疼痛患者(10%)、退役軍人(14%)の数値に匹敵する。

医療従事者は、すべてのHIV感染者の通常の臨床診療にPTSDのスクリーニングを組み入れることを考えるべきであると、Moody氏は述べた。

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