HIV伝播のメカニズム Mechanisms of
HIV Transmission
目次
- 目標
- 性交渉によるHIV感染
- 世界全体では、HIV伝播のほとんどが性的接触によるものである
- 感染リスクは血漿中ウイルス量と受け手側のパートナーであることに関連する
- 性感染症(STI)は粘膜損傷を引き起こし、HIV感染のリスクを高める
- 世界全体では、若年男性よりも若年女性におけるHIV感染症の有病率が高い
- ウイルス学的抑制が性交渉によるHIV伝播を抑制するための鍵となる
- ほとんどの研究においてHIV感染予防のための曝露前感染予防薬が有効なことが示されている
- 医療現場における伝播
- 医療現場におけるHIV感染のリスクは比較的低い
- 職業的曝露によるHIV感染の割合は低い
- 高リスクの職業的曝露例に対するoPEPとして3剤併用ARTが推奨される
- 注射針の共有と注射薬物使用による伝播
- IDUは米国では男女ともにHIV伝播のリスク要因である
- IDU関連のHIV感染と人種・民族による格差
- 注射器交換プログラムは伝播率の低減に有効である
- メタンフェタミンの使用によりHIVの伝播につながるリスク行動が増加する
- 母子感染
- 米国の小児ではエイズへの進行が依然として認められ、その大半はHIV母子感染例である
- HIV母子感染率は、効果的な戦略により大幅に減らすことができる
- 授乳を介したHIV伝播のリスクは感染源への累積曝露と関連している
- 資源が乏しい国におけるARTを受けていないHIV感染女性が授乳する場合の母子感染リスク
- まとめ
- 参考文献
目標
当プログラムでは、以下のテーマを目標に進行する。
- •さまざまな種類の性交渉と、それぞれに関連するHIV感染の相対的リスクの違いを理解する。
- •ウイルス量(HIV-1 RNA量)が伝播リスクに対してどのように影響を及ぼすかについて議論する。
- •併発する性感染症がHIV伝播に及ぼす影響について評価する。
- •注射器の共有や針刺し事故によるHIV伝播リスクに影響を与える因子を比較する。
- •違法薬物の使用がHIV感染やHIV伝播の可能性にどのような影響を及ぼすかについて議論する。
- •授乳中の乳児へのHIV伝播リスクを分析する。