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2023年07月31日

ウガンダにおいて、HIV診断後の在宅でのサポートはARTの開始と継続に役立つ
At-home support after HIV diagnosis in Uganda helps people get on ART and stick with it

写真
Dr Susan Kiene at IAS 2023. Photo by Roger Pebody.

自宅でのHIV検査と、自宅でのカウンセリングセッションおよび診療所でのピアナビゲーションセッションを組み合わせたウガンダでのクラスター無作為化試験では、抗レトロウイルス療法(ART)を開始し、ケアを継続した人の割合が有意に増加した

Ekkubo試験は、家庭訪問したときの検査で HIV 陽性となった人がHIV 治療とケアを受けられるよう支援することを目的として計画された。

試験は、2015年11月~2020年3月にかけて、主に地方の4地域にある56の村で実施された。コミュニティヘルスワーカーや研究者が戸別訪問して、HIV検査を実施した。

半数の村では、診断時、2週間後(参加者がCD4の結果を受け取ったとき)、6週間後にカウンセリングセッションとサポートセッションを受け、さらに、診療所の初診時にナビゲーションセッションを受けた。ケアを受けなかった人は、診断から6週間後と12週間後に電話での連絡を受けた。対照群の村では、最寄りの診療所への紹介状と、さらに2週間後に家庭訪問を受けCD4の結果を受け取った。

介入群の86%、対照群の72%がARTを開始した。初年度終了時点で、ウイルス量が20未満であったのは介入群では55%、対照群では44%であった。

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