2022年02月18日
PEPFAR実施国における集中的なHIV検査は成果を生み出す
More focused HIV testing in PEPFAR countries yields results
米国のPEPFARにより、2019年に総合的なHIV検査ガイドラインが変更され、代わりにHIV感染リスクが最も高い人に対する集中的な検査の使用へと移行した。研究者らは、HIV検査の傾向および医療との関連を評価するため、15歳以上を対象にPEPFAR実施国41ヵ国のデータを解析した。
検査回数は、2016年3月の1,900万回から2018年9月には最大の2,700万回に増加した。しかし、検査回数は新たなPEPFARガイドラインの施行後、かつ世界的規模のパンデミック以前の2019年12月に1,600万回に減少した。2021年6月の検査回数は1,500万回であった。
検査陽性率は、2016年3月~2017年9月は約5%と安定し、2018年3月には3%に減少した。その後、2019年12月以降は約4%と安定していた。
また、HIV治療およびケアに関連する新規診断者はこの期間に大幅に増加し、2016年3月の最低値66%から2021年6月には94%になった。
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