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2022年08月04日

米国では曝露前感染予防薬のアクセス格差が拡大
PrEP inequities have worsened in the US

写真
AIDSVu graph showing the PrEP-to-Need Ratio (PnR) in the US.

AIDS 2022で発表された研究によると、米国における曝露前感染予防薬(PrEP)のアクセス格差は、人種と地理的位置の両面において、過去10年間続いているだけでなく拡大した。

米国では錠剤のPrEPの使用は2012年に承認されたが(注射剤のPrEPは昨年承認された)、アクセスの拡大が難しい状態が長く続いており、特に南部に住む黒人やヒスパニック系の男性間性交渉者の男性など、新規HIV診断率が不均衡に高い集団ではアクセスの拡大が難しい。

PrEPへのアクセスが公平かどうかを明らかにするために、研究者らは、PrEP利用者数をその集団における同じ年の新規診断数で除したPrEPの必要量比(PnR)を算出した。この研究では、民間の薬局のデータを用いて、2012~2021年までの米国国勢調査地域別にPrEP利用者数を計算した。

過去10年間にすべての地域で、白人のPnRは他の人種・民族の集団よりもはるかに速く増加しており、PrEP利用者数に不公平な格差があることが示されている。南部などの地域では、すべての集団のPnRが他の地域よりも低く、人種・民族の集団を問わず地域的に格差があることが示されている。

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This material is based on an original copyright publication by NAM Publications, an independent HIV information charity based in the UK. Permission for this adaptation has been granted by NAM. The original publication can be viewed at www.aidsmap.com. NAM cannot be held responsible for the accuracy of the adaptation nor the local relevance of the text.

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